分光器、モノクロメータ、HPLCなどの開発・販売のパイオニア、相馬光学は分光領域に革新を起こします。

  • JAPANESE
  • ENGLISH

近赤外応用装置 近赤外応用装置一覧

堆肥成分測定装置 S-7111

簡単迅速に堆肥の成分含量を測定できます。 本装置は、生物系特定産業研究支援センターの民間実用化研究促進事業により開発されました。

堆肥分析は、今後の農業分野において肥料の需給バランスを考慮する上で必要不可欠なパラメータを得ることができます。
従来、測定が複雑で手間のかかった堆肥分析を近赤外分光手法により簡単に測定できます。
測定対象とする堆肥サンプルの近赤外分光スペクトルを装置より測定し、スペクトルデータから、窒素/炭素など様々な成分量が推定できます。

測定例

堆肥 相関係数 (R2) 誤差SEP
全窒素 0.890 0.207
全炭素 0.826 3.976
AD-N 0.867 0.198
AD-OM 0.921 2.852

(堆肥試料 50~70点)

堆肥成分測定装置 S-7110
  • 製品についてのお問い合わせ
  • カタログダウンロード

標準付属品

  • 本体
  • 試料カップ (3個)
  • 基準白板
  • ACコード
  • USBケーブル
  • 測定プログラム (セットアップディスク)
  • 堆肥成分算出用検量線

計測プログラム画面表示

画面中央に吸光度スペクトル(1200~2500nm)、右端に対象とする成分の項目名と成分の推定量、下段には各計測結果データが表示されます。
計測パラメータは必要に応じて変更できます。

アプリケーション

  • 堆肥(予定)※初回納入時推定可能な成分
    全窒素、全炭素、水分含量
    酸性デタージェント可溶性窒素(AD‐N)
    酸性デタージェント可溶性有機物(AD‐OM)
○スペクトルデータはCSVで記録されています。  
○このデータから検量線を作成可能です。(詳細はお問い合わせください)

製品の仕様

項目 / 型式 S-7111
堆肥成分測定装置
波長範囲 1200~2500nm
波長分解能 15nm
測定時間 1sec/1scan
インタフェース USB
サイズ/ 重量 240(H)×370(W)×242(D)mm / 11kg
電源 AC100~240V
消費電力 200VA

~オプション~
■ 検量線アップデート   ■ 試料室用クリーナ   ■ 粉砕器
※精度向上の為には、定期的な検量線のアップデートをお薦めします。

※本仕様、外観は改良のため、予告なく変更することがあります。